山下ラボYamashita lab

略歴

  • ユニチカ
    1990年~1995年
  • 滋賀県立大学
    1995年~2016年
  • 大阪成蹊短期大学
    2016年~2019年
  • 福井大学
    2019年~2024年
  • 信州大学特任教授
    2025年~
  • 福井大学客員教授
  • 山下ラボ 開設

この度、信州大学特任教授・福井大学客員教授の山下義裕先生に顧問としてお越しいただくこととなりました。
長年繊維業界でご活躍されている山下先生のご助力も賜りまして、さらに良い製品を届けられるように努力してまいります。
また当社の本社事務所3Fに「山下ラボ」を立ち上げ、先生が各企業様のご依頼に応じて分析・試験される場を提供いたします。

山下先生からのご挨拶

このたび山下は、滋賀県東近江市、JR能登川駅徒歩4分にある株式会社ツジトミ本社の3階に「山下ラボ」を開設しました。
山下はこれまで日本繊維機械学会において不織布研究会と共同しながらナノファイバー研究会を進めてまいりました。
またユニチカ㈱に在職中は繊維や樹脂関係の業務にもたずさわっておりました。ユニチカに5年、滋賀県立大学に21年、大阪成蹊短期大学に3年、福井大学で6年ほど教育と研究を行い、定年退職を機会にこれまでの研究を続ける場としてこちらのラボを運営させていただいております。
同時に信州大学特任教授、福井大学客員教授もさせていただき、引き続き大学との関係も持っております。

山下ラボ研究内容および設備

研究可能内容

<不織布の研究・分析>
不織布は織物・編物に続く第3の繊維素材です。
ラボには不織布の製造現場でのトラブルの原因を探るための顕微鏡や赤外分光などがあります。また不織布同士を接着するためのプレス機や真空乾燥機、小型引張試験機などを用意しました。

<ナノファイバーの研究・分析>
不織布の中で繊維径が1μm以下の100nm程度のものはナノファイバーに分類されます。主にエレクトロスピニング法で作ることができ、当ラボではA4サイズ程度の試作品を作成できる試験機を保有しています。

これ以外にもエラストマーやゴム材からなる免震ゴム、スイッチ、タイヤなどの部材の変形時の応力シミュレーションもおこなっております。

設備

<分析機器>
・光学顕微鏡
・赤外分光装置
・二軸引張試験機
・高速度カメラ
<制作・加工用機器>
・プレス機
・真空乾燥機
<その他>
より詳細な分析が必要な場合は信州大学の設備をお借りして分析を行います。

光学顕微鏡

赤外分光装置

ナノファイバー製造試験機

㈱ツジトミとの関係・機密保持に関して

分析・試験の場として㈱ツジトミの試験室を利用いたしますが、相談案件はすべて山下が単独で対応いたします。
分析や相談の案件につきましてはきちんと個々の企業さんと秘密契約書を交わして進めてまいります。
よろしくお願い申し上げます。

ツジトミに開示されるもの
相談者名・相談内容(概要)
ツジトミに開示されないもの
機密情報・研究データを含む詳細内容
※機密情報・研究データを含む詳細な内容は山下先生個人で管理されます。
※相談フォームへはツジトミへ開示可能な内容のみを記載するようにしてください。
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